戦績詳細

2014-11-18

ゴールデンチャイルドボクシングVol.112

65.0kg契約8R
vs 藤中 周作(金子)

8R 判定 3-0 (77-74)(77-74)(78-73)
3人の日本王者を擁する”サンドバッグの番人”こと佐藤直樹トレーナーの門を叩いてから初のリングとなる今野は左ジャブで機先を制するスタートを切ったが、初回中盤から藤中も左右フックで反撃を開始。右で今野をグラつかせてロープ際に追い詰め、連打を畳み掛けて流れを引っ繰り返す。今野もラウンド終盤に左フックをヒットさせたが、初回は攻撃力の差で藤中がポイントを奪う。

 2Rも左ジャブで建て直しを図る今野を藤中は左右フックの大振りで威嚇したが、ラウンドも半分に差し掛かったところで今野はシャープな右カウンターをクリーンヒット。藤中の動きを止めた今野は慎重な姿勢を崩さないものの、この回は有効打の数で上回った今野がポイントを奪い返す。

 3Rも藤中の前進を今野が迎え撃つ展開。先手で攻める今野は単発ながら右の巧打を重ね、ラウンド終盤にも左フックをヒット。この回も今野が優勢に進めた。4Rは開始ゴングと同時に藤中が突進。連打で今野にロープを背負わせたが、冷静な今野は防御に徹して藤中の攻勢を凌ぎ、中盤以降は右ストレートと左ボディをヒットさせてペースを譲らない。一方の藤中も負けじとボディを中心にしたパワフルな攻撃を仕掛けて今野の左目下を腫れ上がらせ、甲乙付け難い攻防を展開する。

 5,6Rもスピードで上回る今野はクリーンヒット、藤中は手数でアピール。採点の振り分けが難しい回が続いたが、この混戦を抜け出したのは今野。7R30秒、右ストレートで藤中をグラつかせ、ラウンド中盤にも右カウンターをクリーンヒット。その後も右ストレート、右アッパーをコンスタントに当てた今野は残り15秒の右で藤中の上体を泳がせる決定打を奪う。

 最終回も今野は右ストレート、ワンツーをヒットしてペースを貫こうとしたが、ラウンド中盤に藤中の右ストレートで顔面を跳ね上げられ、その後は左右のボディフックを浴びて劣勢を強いられた。しかし、目の前に勝利が見えている今野はこの正念場を打ち合って乗り切り、試合終了ゴング直前に右をジャストミート。劇的なダウンを奪って、勝利を明白にした。
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