戦績詳細

8R 判定 3-0 (78-73)(78-73)(78-72)
2014-11-28

バンタム級8R


vs 齊藤 裕太(花形)
身長175cmのアウトボクサー中川は初回、左ジャブと左ボディで機先を制し、齊藤の入り際に左フックを引っ掛ける軽快な立ち上がり。齊藤も中川の左に右を被せたものの、のっけから中川のアウトボクシングが冴える。2R、圧力を強めてきた齊藤に中川は右アッパーを突き上げて威嚇するが、齊藤の前進も止まらず右フックと左ボディで反撃。互いにボクサーとファイターの特性を活かした濃密な攻防を展開する。  3Rはジャバーの中川を向こうに回して齊藤が左の差し合いを制し、流れを一気に引き寄せかける。だが、中川は閃光のワンツーをジャストミート。鮮烈なダウンを奪い、たった一撃で流れを引っ繰り返す。それでも齊藤の圧力は止まらなかったが、中川もイレギュラーなタイミングで放つ左右アッパーを多用して手応えを掴むと、齊藤が上体を屈める動作に合わせて瞬時に放った鋭い左アッパーでまたしても目の覚めるようなダウンを奪う。再開後も中川は再び左アッパーをヒット。齊藤はヒザをガクッとさせたが、驚異の粘りで足腰の踏ん張りを利かせ、キャンバスへの落下を頑なに拒んだ。  スピードと瞬発力で前半戦をリードした中川は十分な貯蓄を積み立てて折り返しを迎えたが、前半戦のオーバーペースは否めず、5Rから失速。齊藤はこれに乗じて、左右フックからの右をクリーンヒットして中川の顔面を弾き、ラウンド後半にも左フックをヒット。6Rも手数の少ない中川に対し、ジャブで先手をとって積極的に攻め込んだ齊藤が手数でポイントを奪う。7Rも中盤まで中川は守勢に回ったが、徐々に軽打をコンスタントに当てて盛り返すと、最終回も要所で有効打を奪った中川が文句のない判定勝ちを掴み獲った。
©2018 Kadoebi inc. All Rights Reserved.